特許明細書にAIの修正案を反映する際は、変更する箇所と維持する文言をまず区別しましょう。変更前後の比較で修正内容を確認し、維持する表現をロックしたうえで、反映結果を保存済みのバージョンや作業履歴で確認する流れが実用的です。
まず修正依頼の範囲を決める
レビューの依頼には、対象箇所と修正の目的を併せて記載しましょう。例えば、「請求項1について、充電電流の調整基準を明示する方向で検討してください」と依頼できます。Patentyの機能案内によると、AIは明細書と関連資料を確認し、依頼された範囲の修正案を作成します。
修正依頼を準備する際は、維持する用語や表現も整理しておきましょう。文書にCADlingoのような固有名が含まれている場合は、元の表記を照合項目として控えておく、といった方法です。技術用語については、同じ構成を指す表現が文書内で統一されているかも確認しましょう。
変更内容を比較し、維持する文言をロックする
修正案が提示されたら、変更前後の文を照らし合わせ、どの表現が追加・変更されたかを確認しましょう。文章が自然かどうかに加え、依頼した修正目的に沿っているか、発明資料の内容と整合しているかを検討したうえで、反映する文言を選びます。Patentyでは、AIが提案した文言を比較し、選択して反映できます。
維持すると決めた重要な表現には、文言のロックを活用しましょう。案内画面の架空の例では、調整基準を具体化する修正案とともに、「充電電流を調整」という文言のロックが示されています。変更する条件と、維持する動作の表現を区別し、反映後は前後の文とのつながりも読み直しましょう。
バージョンとレビュー履歴で反映結果を確認する
修正案を反映した後は、保存済みの文書バージョン同士を比較して、最終的な文を確認しましょう。Patentyは、保存済みバージョンの比較と以前のバージョンへの復元に対応しています。個々の提案を検討する際の変更前後の比較と、複数の修正を反映した文書のバージョン比較を、それぞれ活用しましょう。
次のレビューを準備する際は、作成者ごとの変更履歴とレビューでの判断も併せて確認しましょう。保存された文章と作業履歴を基に、どの修正が反映されたかを確認し、用語・図面符号・請求項の整合性を再点検できます。権利範囲と対応方針に関する判断は、ユーザー自身が行います。